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杏子のKIMAGURE缶

その9

H13.11.12(月)
今日で術後7日目。診察後、抜糸した。ので、やっとシャンプー、シャワーの許可が出て、さっそく浴びてさっぱりした。
 シャンプーは9日にやってもらって以来、シャワーは10日に防水シートを貼って1回浴びて以来だった。頭から足さきまでべたべたしている感じで気持ち悪かったところだったから、ずいぶんさっぱりした。
 傷口には肌色のテープを貼っているが、はがれたら自分でまた貼りなおさなきゃならない。うまくくっつくため?
 それにしても、抜糸ていうか抜鈎は皮膚がひきつれて、痛いようなくすぐったいようなだった。とるときに、ヘンな顔でもしていたのだろうか、先生(副院長先生だった)が「これくらいは大丈夫だろう?」なんて言ってた。
 たんに傷口のこと考えると、気持ち悪くて手がふるえそうになるだけだったんだけど。
 ホッチキスみたいな金具を切るとき、皮膚がひきつれてちょっと痛いことは痛かったが。いまも傷を見るのは、ちょっと怖い。
 明日は7日のお祝い膳、というのを院長室でご馳走してくれるそうだ。院長室というのがちょっと緊張するけど、多いに期待。どんなのかな?
 今日、廊下で2ヶ月入院していたという人が赤ちゃん連れてきているのにばったり会った。体もスッキリ!! 聞けば、11日(昨日だ)の深夜、生まれたそうだ。数日ラウンジにこなかったので、どうしたのかと思っていたが。
 まったく産婦人科ってとこは、お産の人だけじゃなくいろんなケースの人が入院してるもんだ。前置胎盤で生れるまでずっと入院してなきゃならない人もいるそうだ。(出産までなんて、何ヶ月もじゃないか!!)
 それを考えたら、10日間入院なんてあっという間だろう。
 順調にいけばあと3日。夜8時すぎに上の息子をつれておばあちゃんがやってきたが、あとすこしで帰れるね、なんていわれるとああそうなのかと。今度は逆にこの快適な入院生活が惜しくなったりして。
 赤ちゃんのお世話だけで、3食昼寝つき(?)の生活は捨てがたい(^^;? 
 とはいえ、やっぱり家がよいものだ。窓のブラインドを開けて外をみると、木々が紅葉しているのが見える。山などはまだこれから・・・なのだろうが、寒いところではもう紅葉どころか、雪の心配もしているそうだ。
 私が入院しているあいだに、いつのまにか季節がうつろっていったんだなあ・・・などとちょっとしんみりとした。
ゆうせんのリラクゼーションミュージックかけっぱなしで、ちょっとセンチっぽく(死語だ(^^;)なってしまった私であった(笑)。

  読書  「石ノ目」(乙一)集英社


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